ラグドールの値段は
ラグドールの価格帯は、調査時点では以下のような価格帯でした。
ペットショップ ２０万円～５０万円
ブリーダー １０万円～３０万円（但し、７０万円、希少種の場合１２０万円というラグドールもありました）
ラグドールの値段は、毛色、質感、顔、体の大きさ、月齢、性別などで変動するようです。
特に、血統書の基準に沿っているか、という点は重視されるようです。
ラグドールは成猫になるまでに３～４年を要しますので、そういう意味では月齢が経過していても、安心して購入する事ができますね。
この調査時点では、、他の人気猫ちゃん達、アメリカンショートヘア、マンチカン、スコティッシュフォールド等と比べても平均的に高めに設定されているようでした。
また、オスよりもメスの方が体が小さいので、特に日本では需要があり高額になることが多いようです。
ラグドールはオスに比べるとメスのほうが性格的に落ち着いている為、より飼いやすいのがメスと言えます。
実際の人気についてはどうかというと、女性にはオスがなつきやすく、男性ならばメスがなつきやすいとも言われますので、実際に猫ちゃんと対面し、相性を確認しあってから、判断されるのが良いと思います。
ラグドールはどこで購入するのが良いでしょうか？
私のおススメは、やはり良質なブリーダーさんからの購入になります。
ペットショップでいつまでも待つよりは、専門ブリーダーさんを訪ねていって、自分に合ったラグドールを探すのがおススメです。
ラグドールをペットショップで入手する
初めてラグドールを入手すると考えてから、インターネットを使い検索される方が多いのではないかと思いますが、実際に触れてみたいと考えたときに、やはりペットショップへ行ってみようと思うのではないでしょうか？
なんと言ってもペットショップでは、気軽に猫ちゃんに触れることが出来ます。
実際に触れて抱っこをしてみて、猫ちゃんとの相性を確かめるにはペットショップは気軽で良いと思います。
でも、ペットショップはメリットばかりではありません。
生後３ヶ月未満のような子猫の場合、早くから母親から離されて連れてきたために、社会性がまだ身についていない精神的に不安定な子猫を置いているペットショップもありますので、そのような子猫を扱っているペットショップの場合には注意が必要です。
誠意あるペットショップを選択することも大事ですね。
もう１つ、どうしても中間業者が入ることによる高めの価格設定という点については、やむを得ないと考えたほうが良いですね。
ラグドールはとても人気のある猫ちゃんですので、ペットショップでも入手しやすいと思われがちですが、昨今の猫ブームが後押しし、高額な猫ちゃんになってしまいましたので、意外なほど店舗では見ることが少なくなってきています。
ラグドールをブリーダーから入手する
ラグドールは人気のある猫ちゃんなので、専門のブリーダーも多くいます。ブリーダーが多いということは、それだけ選択肢が広がります。
毛色や血統を重視する場合には、やはりブリーダーからの購入が確実でしょう。
購入してからわからない事や心配なことなど、専門家の立場から相談に乗っていただけるのも、ブリーダーから購入するメリットと言えます。
また、幼少期を家族と過ごすことで、社会性が充分に身についたラグドールを入手できるのも、大きなメリットです。
でも、1人のブリーダーが飼育できる子猫の数には限りがありますから、購入するならばその中から選択する事になります。
ラグドールが高額で取引されるようになり、金銭目的でやたらと繁殖ばかりさせているブリーダーもいるようですので、ブリーダー購入を検討されるならば、必ず連絡を取り合って、現地を見学させてもらい、ブリーダーと話してその人柄なりを良く見てから、信頼の出来るブリーダーを探してください。
ブリーダー購入の場合、直接取引になる事などから、一般的にはペットショップよりは安めに購入することができます。
ラグドールの里親になる
里親ってなに？
皆さんはご存知ですか？
年間何万頭もの犬や猫ちゃん達が、殺処分されているという、今の現実を。
里親になるということは、家族を失ったり、家を失くしたり、そういう心に深い傷をもった猫ちゃん達の飼い主になってあげるという事です。
もう二度と家族を失うことが無い様、責任を持って育ててあげて欲しい、そういう覚悟で里親になってほしいのです。
里親について、いきなりハードルをあげてしまいました。
でも、この殺処分の事実は、意外なほど知られていないのです。
皆さんは青森県にある、ある農業高校の「命の花プロジェクト」をご存知でしょうか？
このプロジェクトは、「青森県の動物の殺処分ゼロ社会の実現」を目指したものです。
－－－－－命の花プロジェクト－－－－－
青森県では、年間2,000頭以上の犬や猫の殺処分が行われています。生徒たちは殺処分の現状を知るため処理施設のある青森県動物愛護センターを見学しました。処理施設には殺処分された動物たちの骨が入った袋がたくさん積まれ、事業系廃棄物としてゴミと同様に処分され、土に還ることさえできない現実に生徒たちは大きなショックを受けました。
そこで、「高校生として命と真正面から向き合いたい」という強い想いから「命の花プロジェクト」活動にたどりつきました。これは殺処分された犬や猫の骨を砕き、土に混ぜ、花を育てる活動です。殺処分された犬や猫たちの「もっと長く生きたかった」という思いを花に命を与えることで遂げてほしい、この活動を通じて「命の尊さ」と「青森県の殺処分の現状」を訴えたいと考えました。そしてこの花が枯れた後は、土に還すことができるのです。
私はこの事実を知ったとき、彼らと同様強いショックを受けました。そして涙が止まりませんでした。
これはラグドールに限る話ではありませんが、里親になる、ペットを飼うならば、どうか最後まで責任をもって、世話をしてあげてほしい、心よりそう願っています。
ラグドールの里親になる
猫ちゃんの里親になることを決心されたなら、最近ではインターネットでの里親募集も増えていますので、キーワード検索で「里親募集」等で検索をすると出てきます。ツイッターなどのSNSでの検索でも見つけることが出来ます。
また、正当にわかりやすい手段としては、各地域の「動物愛護センター」へ問い合わせるのが良いでしょう。
残念ながら、ラグドールの純血種が里親募集に出てくることは、極まれにしかありません。
検索キーワードに、「MIX」等を候補に入れると、探しやすくなります。
毛色の色や、瞳の色、血統書などにこだわりがない方におススメします。
里親の場合、予防接種代などを除くと、無料か、かなり安く猫ちゃんを入手する事が出来ます。
