ラグドールの飼い方で注意する事
適度な運動をして太らせない
子猫のときには俊敏な動きも見せるラグドールですが、成猫になると猫らしからぬとても穏やかで大人しくなります。
それがゆえに運動不足になりがちで、ラグドールは太りやすいと言われています。
大きな体で可愛らしいので、ついついエサをあげたくなってしまうのですが、健康のためにも規定の給与量を目安にして、適度な運動と、その消費量に見合ったえさの与え方をしましょう。
また、低めのキャットタワーで上下運動を出来る環境を整えるなどの配慮をしてあげるのも良いですね。
定期的なブラッシング
ラグドールの毛は、他の猫ちゃん達と比べても、シルクのようなさわり心地で、ふわふわしています。でもお手入れをしてあげないと、長毛種に見受けられる毛球症という病気を気にしなくてはなりません。
きれい好きな猫ちゃん達にとって、毛づくろいで飲み込んだ毛がうまく排出できず胃腸を傷つけてしまう毛球症という病気は、長毛種のラグドールにとっては怖い病気の１つと言えます。
定期的なブラッシングにより、特に毛が抜け変わる春と秋には、少しでも余分な毛は取り除いてあげましょう。
いつも新鮮な水を用意する
ラグドールに限らず猫ちゃん全般に言えるのですが、飲む水の量が少なかったりすると、腎臓などの病気になりやすくなります。水も出来れば水道水ではなく、人間が飲む水と同じものをあげてください。
飲み切るまで放置するのではなく、少なくともエサを与えるときには一緒に水も変えてあげてください。
高いところからの落下予防
ラグドールの大きな魅力の１つに、穏やかで大人しい点があげられますが、体が大きく体重も重いラグドールは、猫らしからぬ間抜けな天然ぶりを発揮するときがあります。
高いところへ登ろうとして体重を支えきれず落下、机やソファーなどで足を滑らせて落下、猫じゃらしに集中しすぎて、自分のいる場所を把握しきれずジャンプ、そして落下。
そうです、ラグドールは落下を注意しなければなりません。
落下の危険がある場所の床を柔らかい敷物へ変更するなど、出来る限りの環境も考えてあげましょう。
