初めて ラグドール 飼い方

ラグドールをお迎えするのに必要なもの

 

初めてラグドールをお迎えするのに必要な物をまとめると以下のようになります。

 

・キャットフード (ドライタイプとウェットタイプ)
・エサ皿 (陶器製またはステンレス製)
・給水皿 (陶器製またはステンレス製)重量のある物が良い
・トイレ (トイレの砂)※システムタイプの場合には、おしっこシート
・ブラシ
・コーム
・爪とぎ (ポールタイプの麻縄がおススメです)
・爪切り (初めてははさみタイプがおススメです)
・シャンプー
・キャリーバッグ
・ゲージ (飼い方次第)

 

それに忘れてはいけないのが、猫ちゃんを遊ばせてあげる為の道具等。

・猫じゃらし
・キャットタワー (低めで重量に耐えられるタイプ)

 

それ以外には、しつけ用スプレーや、におい消しスプレー等、必要に応じて準備してください。

キャットフード

キャットフードには、ドライタイプウエットタイプの2種類あります。

 

生後間もない子猫のうちは、ドライタイプをさ湯でふやかして与えると良いでしょう。子猫のうちにラグドールを迎えられる殆どの方は、ペットショップやブリーダーのもとで生後2~3ヶ月を経過してからになると思いますので、子猫用のドライフードで良いです。

 

生後1年くらいまでは、子猫用のドライフードでも、出来るだけ余計なものが入っていない品質のエサを与えてください。

 

与えるエサの量については、それぞれキャットフードの袋に記載がありますので、そちらを確認しながら与えるようにしてください。

 

猫ちゃんの体重(kg)に対して、何gでそれが200ccカップだとどの位になるというような書き方をしているドライフードもあります。
ちなみに、
基本的な消費カロリーは、「体重×80kcal」となります。
室内飼いの猫ちゃんの場合には、「体重×70kcal」で計算すれば良いです。

 

1日にエサを与える回数については、生後3ヶ月までは3回以上、生後6ヶ月までは2~3回、生後6ヶ月以降は1日2回を目安として、1日の給与量を分けて与えてくださいと、キャットフードの袋には記載があります。

 

でも私の場合は、生後6ヶ月くらいまでは、1日の給与量を一気にエサ皿へ入れてました。
ラグドールの子猫(に限りませんが)は、食べる量は自分で欲しいだけ食べたら、遊んで、寝て、トイレをして、またお腹が空いたら食べるという様な自由な生活をします。

 

とは言え、ずっとそのままだと、やはり猫ちゃんにとって肥満は、特に体が大きくなるラグドールにとっては、決して良いことではありませんので、分けるようにした方が良いでしょう。

エサ皿と給水皿

エサ皿

 

エサ皿には、次の3つのタイプの物が市販されています。
プラスチック製、陶器製、ステンレス製。
おススメは陶器製かステンレス製のエサ皿です。
猫ちゃんはエサ皿をくまなく舐めますので、衛生面や耐久性という事を考えますとプラスチック製は避けたいところです。

 

給水皿

 

給水皿もエサ皿と同様で、陶器製かステンレス製という選択肢になりますが、動いてこぼれてしまった事などを考えますと、出来るだけ重量のあるお皿のほうが安心といえます。
自動給水器のようなものもありますが、手間の問題なので、それは飼われる方の判断でお考えいただければと思います。

 

トイレ

便や尿をした後で、自分のニオイを消すために、砂をかける習性が猫ちゃんにはあります。
猫ちゃんのトイレはその習性を生かした箱型のものが主流です。

 

でも便、尿をした後で、勢い良く砂をかけるので、トイレの周りに砂が飛び散ってしまうことも多々あります。
そこで、飛び散り防止になるように、壁面が深く作られているトイレや、湾曲した壁面を持つトイレが既に販売されています。

 

トイレに入れる砂も、木製、紙製、鉱物系、シリカゲル製など、沢山の種類があり、それぞれにメリット・デメリットがありますので、ご自分に合った砂をお使いください。

 

最近では、飛び散り防止用に、ドーム型トイレなんていう凄いトイレも存在します。

 

更に、システムトイレと言って、すのこ状の底面になっていて、専用の砂を敷き詰めますと、すのこを通して、その下に敷くおしっこシートへおしっこが流れ落ちてくるので、おしっこならば1週間程度はシートを替えなくて良いという、とても楽チンで効率的なトイレもあります。
勿論、うんちの時には片付けなくてはなりませんが・・。

 

ブラシやコーム

ラグドールは長毛種に属しますが、ラグドールの毛はシルクのような毛並みで、まっすぐに生えてきますので、比較的毛玉にはなりにくい猫ちゃんと言えます。
とは言え、美しい毛並みを保ち、皮膚炎や毛玉症を防ぐためにも、1日~3日毎にブラッシングしてあげてください

 

子猫のときから、ある程度はマメにブラッシングしていないと、ブラッシング嫌いな猫ちゃんになってしまいます。
それに長毛種は、あまりにブラッシングを怠ると、脇やお腹といった場所に毛玉が出来てしまう事もあります。

 

特に、抜け毛の季節、春と秋になると、ふさふさしたシルクのようなラグドールの毛は、かなりのボリュームになり、洋服に付くとかなり目立ちます。ソファーなども露骨に白い毛が目立つようになります。

 

出来るだけマメなブラッシングをする事で、このような副作用的なトラブルも回避する事が出来ます。

爪とぎ 爪切り

爪とぎ

 

猫ちゃんには、自分で爪とぎをする習性があります。
この受け皿となる爪とぎ用の用具種類ですが、紙(ダンボールタイプ)、麻縄タイプ、板タイプなどがあります。

 

ポールタイプの麻縄の爪とぎなどもあり、猫ちゃんのストレス発散にも役立つツールの1つと言えます。

 

この爪とぎを猫ちゃんに覚えさせないと、壁やソファーなどで爪とぎをされてしまったり、という話も良く耳にしますので、
爪とぎは必ずご準備ください。

 

爪切り

 

爪切りは、ご自分でされる方と、ペットショップや動物病院などでやってもらう方もおられます。
ペットショップで爪切りをお願いする場合、同時に肉球の間から伸びてくる毛もカットしてもらう事をおススメします。
爪切りの目安は2~3週間に1回程度、指間の毛カットは1ヶ月に1回程度を目安にしてください。

 

爪切りを自分でやられる方は、はさみタイプやギロチンタイプ、ニッパータイプなどの爪切りがありますので、自分に合った用具を使ってください。ペットショップではギロチンタイプが使われることが多いのですが、初心者が使うには、はさみタイプがおススメです。
ギロチンタイプは操作を誤ると、猫ちゃんの指を落としてしまう危険もあるからです。

 

シャンプー

犬を飼われた経験のある方でしたら、犬がいかにニオイのあるペットであるかは、お分かりと思います。

 

ところが猫ちゃんは殆どニオイません

 

更に猫ちゃんはキレイ好きですから、しょっちゅう自分の体の毛づくろいをしています。
ですので、猫ちゃんへのシャンプーについては、人それぞれと言わざるを得ません。

 

ちなみに我が家のラグドールは、年1~2回程度シャワーをするだけです。

 

動物病院の先生やペットショップでの意見も聞きながら、ペット専用シャンプーを使って洗ってあげてください。

 

キャリーバッグ ゲージ

キャリーバッグ

 

家族でどこかへ行くとき、病院へ行くとき等、移動に欠かせないのがキャリーバッグです。
特に動物病院は、他のペットもいるわけですから、待合室ではキャリーバックにいれて待っていなければなりません。

 

車での移動時にも、キャリーバックは必要です。
犬ならば、大人しくシートでじっとしているなんて芸当も出来るのですが、猫ちゃんはそうはいきません。
車の隅から隅まで歩き回りますし、本当に危険な場所(運転席、アクセル、ブレーキ付近など)へも平気で移動していきます。

 

だから猫ちゃんの場合は特に、キャリーバッグは必須アイテムと言えます。

 

完全に見えなくなってしまうものよりは、長方形型で側面2ヶ所くらいが網目などに加工されていて、猫ちゃんが外を見る事が出来るようなものをおススメします。

 

 

ケージ(は無くても可です)

 

猫はケージが無くても飼うことができます。むしろケージはあまり好きではありません。
(自分の好きな場所で寝て、好きな場所へ行きます。エサを食べるときとトイレのときだけが唯一固定の場所です。)
それでも、病気をしたとき、あまり動き回らせたくないとき等はケージが役に立ちます。家で留守番をさせるときにも、ケージに入ってもらっておけば安心と言えます。

 

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